「プログレを語ろう」へようこそ

このブログでは、プログレに関連するアルバムを各回1枚ずつ取り上げています。
 現在は、「英国(含準英国)」「英国以外」という大まかなカテゴリー分けになっています。英国人の主要メンバーがいたり、英国で活動していたりするバンドは、原則として準英国という形で英国の方へ含むようにしています。
 他に企画シリーズとして、「ELPの原曲」シリーズと「スプーキー・トゥースに光を!」シリーズがあります。後者は現在進行中です。

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2016/08/13

Spooky Tooth に光りを!(ソロ編) / Touch / Mike Harrison Meets The Hamburg Blues Band

Mikeharrison4このアルバムは、再々結成のスプーキー・トゥースが自然消滅した後、マイク・ハリソンがバンブルグ・ブルース・バンドと組み録音し、2001年に発表したアルバムです。マイクはスプーキー・トゥースとしての活動を続ける事が難しいとなった後、場所を移して歌い続ける方法を模索していました。そんなマイクをドイツの中堅バンドであるハンブルグ・ブルース・バンドに引き合わせる人がいて、「取り敢えずやってみよう」という事になり、ジャム・セッションから始まり、リハーサルを経てコンサートを行い、さらにレコーディングと進みました。ただ、このコラボはあくまでも短期の契約で、契約の延長あるいは更新は無く、ほぼ1年ほどの期間のものでした。

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2016/08/10

Land of Cockayne / Soft Machine

Softmachine11ソフト・マシーンのラスト・アルバムと目されている作品です。この作品は、私自身その存在を知りながらずっと聞かないでいたものです。何故ならば、少なくとも評判を見聞きする限りにおいては、これほど評判の悪い作品も滅多に無いと言えるほど、最悪なものだったからです。

さて、最近になって「まあ聞いてみようかな」程度の乗りで手にしてみたのですが、聞いてみてびっくりです。ここで聞かれる音楽は、自分の感性にとても近いものだったのです。中には、私が昔作っていて忘れていた曲をふと聞いてみたのではないかと錯覚を覚える曲すらありました。これは少なくとも個人的には尋常な事ではありませんでした。

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2016/07/29

In Classic / PFM

Pfmclassicこのアルバムは2013年に発表されたもので、スタジオ録音アルバムとしては、最新のものになります。メンバーは、ドラムスのフランツ・ディ・チョッチョ、ベースのパトリック・ジヴァス、ギターのフランコ・ムッシーダの3人。パトリックだけは少し後から参加していますが、ほぼ最初期からのオリジナル・メンバーと言って良いかと思います。そして、このアルバムでは全面的にオーケストラをフューチャーしています。ご丁寧にオーケストラのメンバーのクレジットが書かれていますが、それによりますと弦楽器(10-8-6-4-3)、木管楽器(3-2-2-2)、金管楽器(3-2-2)、ハープ、ティンパニに打楽器3人、総勢52名、チューバが入っていないくらいで、ほぼフル編成の大オーケストラになっています。

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2014/12/04

Spooky Tooth に光りを!(ソロ編) / Rockets Hip/ Chris Stewart

Chrisstewartこのシリーズ最大の難関の登場です。何が難関かと言いますと、CDそのものには曲名と最低限のクレジットが書かれている他は、情報らしい情報が何も書かれていないのです。名前がわかれば十分なのではないか、という事がありますが、クリス・スチュアートという名前の人物は、音楽界だけでも少なくとも7人は存在しているようですし、クレジットに書かれている参加ミュージシャンの名前は知らない名前ばかりです。早い話、後期のスプーキー・トゥースに参加していたクリス・スチュアートと同一人と確認する方法が見当たらないという事です。しかし、このアルバムは当人の作品であると確信しています。1999年に登場したアルバムです。

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A Tag in the Ocean / Nektar

Nektar21972年に発表されました、ネクターの2枚目のアルバムになります。LPのA面は1曲、B面は3曲あるものの音が途切れる事の無い組曲構成という、いかにも大作主義を前面に露出させた作品です。ネクターのプログレ・バンドとしての側面が明確に顔を出したという意味で、記念碑的な作品ですし、バンドの評価を決定付けた、出世作という意味もあります。

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2014/10/29

Invisible Men / The Anthony Phillips Band

Aphillips8アンソニー・フィリップスが、アンソニー・フィリップス・バンドという名義で、1983年に発表したアルバムです。一連のアンソニーの作品の中では、最もポップス寄りの作品で、問題作と言って良いでしょう。この作品が発表された頃には、プライヴェート・シリーズが始まっていますので、そのを除くと5枚目、合わせて数えますと8枚目のアルバムという事になります。ポップス寄りと書きましたが、全曲が歌入りで(ボーナストラックを除く)、しかもアンソニー自身が歌っているという形は初めてと言って良いでしょう。

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2013/09/02

Spooky Tooth に光りを!(ソロ編) / Human Love / Gary Wtight

Garywright10ベスト盤をカウントしないとすると、ゲイリー・ライトの10枚目のアルバムになります。1999年の作品です。前作では、ワールド・ミュージックを取り入れた音楽を演っていましたので、それがどうなったのか?という事が気になるところですが、予想通り(?)ということでしょうか、原点回帰というか基本的には本来の路線に戻っています。しかし、仔細に見ますと、前作のワールド・ミュージック・サウンドも含めそれまでのアルバムのいろいろな特徴がもれなく入っていて、何か集大成にかかったのではないかと思わせられる作品になっています。

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2013/08/28

One Size Fits All / Frank Zappa & The Mothers of Invention

Fz19フランク・ザッパにとって、グループ名義ソロ名義を区別しないで数えると、通算19枚目、1975年に発表された作品です。ザッパの最高傑作がどのアルバムなのか、という事を決めるのは、極めて困難な作業なのですが、その有力な候補の1枚であるのは確かだと思います。実際、ある雑誌のその手のアンケートでも、「フリークアウト」、「アンクル・ミート」と共にベスト3に入っていた事を記憶しています。このアルバムの大きな特徴は、この1枚にザッパの全てが詰め込まれている事に尽きると思います。

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2013/08/08

Mad Shadows / Mott the Hoople

Mottthehoople21970年に発表されました、モット・ザ・フープルの2枚目のアルバムです。モット・ザ・フープルはスプーキー・トゥースのシリーズで登場いたしましたが、分類上はグラム・ロックと言われていますし、音楽的にはブルース・ロックとロックンロールに根差したハード・ロック路線というべきで、あまりプログレの印象はありません。そんな中で、最もプログレの匂いを持ったアルバムが、この「マッド・シャドウズ」だと思います。ただし、バンドのメンバーは後にインタビューで失敗作だったと言及していますし、セールス的にも芳しくなかったアルバムですので、その意味でも失敗作ということになるのでしょう。

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2013/07/26

Far From Home / Traffic

Traffic91994年に発表されました、トラフィックの最終章を記したアルバムです。トラフィックは、1974年に「ホエン・ジ・イーグル・フライズ」というアルバムを出した後、自然消滅的に発展的解消となり、中心メンバーのスティーブ・ウインウッドとジム・キャパルディがそれぞれソロ活動に移行し、特にスティーブ・ウィンウッドはソロとして大ブレイクと言って良い状態になった事は周知の事実です。そのスティープとジムが、90年代に入るかどうかというかなり早い時点からトラフィックとして再び活動しようという構想を暖めるようになり、それが1つの形として結実したアルバムになります。

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2013/01/13

Spooky Tooth に光りを! / Cross Purpose

S_tooth81999年、突如としてスプーキー・トゥースの新アルバムがリリースされました。最後のアルバム「ザ・ミラー」が発表されたのが1974年の事でしたので、25年目の節目という事になります。もっとも、「ザ・ミラー」の時とは全くメンバーが異なっています。 ここで集結したのは、ゲイリー・ライトを除く4人のオリジナル・メンバーです。ジャケットの写真にメンバーが写っていますが、前列左からマイク・ハリソン、ルーサー・グロヴナー、マイク・ケリー、そして後ろに立っているのがグレッグ・リドレーです。よほど詳しい人でないと誰が誰だか判別するのが難しいかも知れません。

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2013/01/07

もし、ビートルズが70年に解散しなかったら(5)

Beatleslogo2シリーズの5回目、最終回になります。例によって注意書きですが、前提が前提ですので、本文には事実と異なる記事が書いてありますので、ご注意下さい。

時は1999年、プリンスも歌った世紀末真っ只中になります。

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Symphony No.6 / Glenn Branca

Branca6このアルバム、もしくは曲について、知っている人はどのくらいいるのでしょうか?。一人もいないという事はないと思いますが、かなり少ないのではないかと思われます。グレン・ブランカという人について、実は私自身あまり良く判っていません。1948年生まれのアメリカの前衛もしくは実験音楽家で、交響曲を調べがつく範囲では10曲発表している、というのが私が把握している情報のほとんどです。どうも正規の音楽教育を受けてはいないような感じがいたします。

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2013/01/03

もし、ビートルズが70年に解散しなかったら(4)

Beatleslogo2_2シリーズの4回目です。もしかしたら前回で終わりと思った方もいらっしゃったかも知れませんが、続きがあるのですね・・これが。

例によって注意書きですが、前提が前提ですので、本文には事実と異なる事がいろいろと書いてあります。ご注意下さい。

それでは、80年代後半のあたりから・・・

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Spooky Tooth に光りを!(ソロ編) / Best of the Dream Weaver / Gary Wtight

Garywrightbest1998年に発表されましたゲイリー・ライト初めての公式ベスト・アルバムです。 同時にオール・タイム・ベスト・アルバムとなっていて、ソロとしての全ての作品から選曲されていますので、ソロ活動の全貌を知る上で格好のアルバムとなっています。選曲そのものも、全く文句の無いもので、これから聞く人のための入門篇にもなりますし、長年のファンにとっても十分に楽しめるアルバムとなっています。

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