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2013/01/07

Symphony No.6 / Glenn Branca

Branca6このアルバム、もしくは曲について、知っている人はどのくらいいるのでしょうか?。一人もいないという事はないと思いますが、かなり少ないのではないかと思われます。グレン・ブランカという人について、実は私自身あまり良く判っていません。1948年生まれのアメリカの前衛もしくは実験音楽家で、交響曲を調べがつく範囲では10曲発表している、というのが私が把握している情報のほとんどです。どうも正規の音楽教育を受けてはいないような感じがいたします。

私は、10曲あるはずの交響曲のうち、この6番の他には1番を聞いたことがあるだけです。しかし、音楽的には似たり寄ったりではないかと判断しています。

何故ここで取り上げたのかと不思議に思われるかも知れませんが、その理由は特異な編成の作品だからです。この第6番は、10人のエレクトリック・ギター奏者と1人のドラム奏者という編成になっています、ちなみに第1番の方は、9人のエレクトリック・ギター奏者と2人のキーボード奏者、トランペット2人、ホルン1人、サックス1人、ドラム1人、計16人という編成です。コンサートの写真を見た事がありますが、50人くらいのエレクトリック・ギター奏者がずらりと並ぶというトンデモな写真でした。

やっている音楽は、まあ真っ当な(?)ミニマル・ミュージック(!)です。エレクトリック・ギターは、音色で判断する限り、エフェクター等を通さず直にアンプに接続しているのではないかと思います。そして、10人のギタリストが同じフレーズを音をずらせながら延々と繰り返している・・・ように聞こえます。実際に聞こえてくるのは音の洪水で、1人1人が何を演奏しているのかはとても聞き取れませんが、同じフレーズを繰り返している形なのは間違いないでしょう。ドラムは、単調な8ビートのリズムを繰り返していて・・・・と、そういう音楽ですね。当然ながら調性は感じられません。

無理やりに似たものを探すとしますと、まず後期のカン、それから実験音楽家としてのロバート・フリップ、さらにホーク・ウィンドのサウンドなんかに類似点が感じられます。ちょっとプログレ風な面もある、という話になりますね。

私が聞いているのは1番と6番だけなのですが、1番は、はっきり言って駄作でしょう。こちらの6番は、やはり音楽的に言う限り似たり寄ったりとしか言えませんが、何か開き直ったというか、音の方向性に潔さがあり・・・・言い方を変えれば迷いが無く、けっこう聞けちゃうんです。こちらでしたら、興味を持った人は聞いてみて下さい・・・と消極的にお勧めしても、大丈夫でしょう。

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