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2016/07/29

In Classic / PFM

Pfmclassicこのアルバムは2013年に発表されたもので、スタジオ録音アルバムとしては、最新のものになります。メンバーは、ドラムスのフランツ・ディ・チョッチョ、ベースのパトリック・ジヴァス、ギターのフランコ・ムッシーダの3人。パトリックだけは少し後から参加していますが、ほぼ最初期からのオリジナル・メンバーと言って良いかと思います。そして、このアルバムでは全面的にオーケストラをフューチャーしています。ご丁寧にオーケストラのメンバーのクレジットが書かれていますが、それによりますと弦楽器(10-8-6-4-3)、木管楽器(3-2-2-2)、金管楽器(3-2-2)、ハープ、ティンパニに打楽器3人、総勢52名、チューバが入っていないくらいで、ほぼフル編成の大オーケストラになっています。

アルバムの内容ですが、タイトルにIn Classic とあるように、過去の作品のリメイクしCD2枚組にたっぷりと詰め込んだものです。その過去の作品とは・・

曲名を並べていった方が早いですね。

CD1
1.歌劇「魔笛」序曲:モーツァルト
2.交響詩「死の舞踏」:サン=サーンス
3.スラヴ舞曲第1番:ドヴォルジャーク
4.交響曲第5番より第4楽章アダージエット:マーラー
5.バレエ「ロミオとジュリエット」より騎士たちの踊り:プロコフィエフ
6.「ロシアの復活祭」:リムスキー=コルサコフ
7.歌劇「ナブッコ」序曲:ヴェルディ
CD2
1.新月~原始への回帰
2.プロムナード・ザ・パズル
3.何処で・・・何時・・・
4.声のマエストロ
5.九月の情景
6.イタリア組曲:
 交響曲第4番「イタリア」より第1楽章:メンデルスゾーン
 ~セレプレイション
 ~歌曲集「音楽の夜会」より第8曲「踊り(ナポリのタランテラ)」:ロッシーニ
7.歌劇「ウィリアム・テル」序曲:ロッシーニ(ボーナストラック)

つまり、PFMの過去の作品も、いわゆるクラシック音楽も全部を同列に捉えて、選曲し、リメークしているという形です。この選曲はもう文句のつけようのないものです。私の個人的な話をしますと、「ナブッコ」だけは違うのですが、他の曲は全て小中学生の時期に大好きで聞きまくっていた曲ばかりなのです。特に「ロシアの復活祭」や「ナポリのタランテラ」はよほど詳しい人で無い限り、一般的にはほとんど知られていない隠れた名曲で、これが入っているというだけで、好感度のポイントが急上昇してしまいます。

曲目だけでも十分に期待値が高いのですが、アレンジと演奏がまた素晴らしい。原曲の良い所を100%生かしながら、さらにロック系のグループの演奏曲目としてもツボも決して外していないアレンジは見事としか言いようがありません。

クラシック音楽をネタとしたアルバムは決して少なくないのですが、その中にあってこのアルバムが最高傑作であると声を大にして宣言いたしましょう。是非聞いてみて下さい。

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