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05/02/2005

鏡の国のアリス(9)

スタジオ200というスペースは、現在はありません。池袋西武デパートの建物の中にデパートとは別な一画としてありました。あまり良く覚えていませんが、西武電車の正面改札口からは一番遠い部分、現在ブックセンターになっている場所の手前だと思います。自動車の乗降場所のようなスペースがあって、その近くのエレベーターで8階に行くしかコースが無かったはずです。前衛的なアートに使用できるスペースというコンセプトで、コンサートはもちろん、シアターや展覧会場にもなっていたようです。今から考えれば、バブルの時期を過ぎれば、簡単に閉鎖してしまうという、それだけの価値のものだったという事になりますね(少なくとも大西武グループにとっては)。

1990年の6月1日の午前(9時でしたっけ?)用意万端整えて、「いざ出陣」と言う感じで集合しました。

私自身が持っていく機材は、シンセサイザー・キーボードのU-20とS-50そして、MIDIシーケンサーのMC500(MarkIIにヴァージョン・アップしたもの)、3段積みのキーボードスタンドは持って行きました。その当時の活動としましては(PA一式やドラムセットを車に積んだ事もありましたので)少ない方です。で、小物の荷物は、音楽データや音色データを記録したメディア一式、セッティング関係の厚手のファイルノート一冊、もちろんステージ衣装もありましたが、こちらはあくまでも黒子ですので、本当に黒ワイシャツ(ポロシャツだったか?)黒ズボン(Gパンだったかなあ?)黒靴(ついでに黒靴下)という黒ずくめですね。データ関係は、それがトラブレば、全体がめちゃくちゃになるので随分気を使いました。セッティングの関係で、他の作曲家の機材の内部データを入れ替えたりしなければなりませんでしたし、バックアップも2重3重に用意し、万が一の事故に備えてありとあらゆるものを用意いたしました。

ステージは、客席から見て左側にドーンと機材の山を築いて、その真ん中に私が陣取る形です。片や、演技スペースにはビデオ・モニターがずらりと並ぶわけです。少なく見ても、30台くらいはあったと思います。どこから持ってきたのでしょうね?(笑)。ステージ中央奥にはOTOMIL-3用のレーザー装置の設置場所を設け、右側奥には生楽器パフォーマンス用の琴(!)。舞台袖には1台ずつ特大ビデオ・モニターとPAスピーカー、PAのミキサー等は、別にスペースを設けるのではなく、私のいる機材の山の中です。他にリアルタイムの映像を移すビデオ・カメラとカメラマン。記録用のビデオ・カメラマンのチーム。ステージと客席の間には、巨大スクリーン(公演の半ばでスクリーンを外して全貌を見せるという演出ですね)。そのスクリーンに映像を写す投影装置。他にもあったはずですが、記憶が・・・・

あらかじめ準備万端整えて行きましたので、私の周りではテキパキと物事が進み、音響のセッティングはさっさと終了。しかし、その外周では、「何やってるんだ」「違う!」「遊んでるんじゃないぞ!」「etc.etc.」と怒号が飛び交っていました。そんなこんなで、1日目の大半が終了です。

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