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10/25/2005

電子音楽な日々(8)

日時の記憶の無いある日の昼下がり、録音機材を抱えて、さっそうと繰り出しました。ここで録音機材について説明すべき、という事は重々承知しております。・・・が、覚えていないんですよね。情けない事に・・。ご存知の方もいるはずですが、外国(米?独?)のメーカー製の、ポータブルのオープン・テープ用の録音機で、小型ながらプロ用としての十分のスペックを誇っていました。値段も7桁に届いていたはずです。マイクも又覚えていないんですが、野外録音用の集音の利くタイプと、ごく普通のダイナミック型とを2つ携えていたと思います。メーカーはソニーだったかも知れませんが、シュアーあたりかも知れません。学校にはノイマンもありましたが、まさかそれは持ち出さないでしょう。うっかりぶつけて壊して、「ハイ!○百万円」なんて世界はちょっと怖いですからね。

最初は、手始めに大学の中を回ってみました。ところが、これはあまり良ろしくないのですね。少なくとも音楽学部内は。ご存知の方も多いことでしょうが、音楽学部に足を踏み入れると、あちらこちらからいろいろな音が聞こえてきます。多くが、誰かが何かを練習している音なのですが、複数の楽器音やら歌声やらが雑踏のごとく、ワーッと押し寄せて来るわけで、中には何の曲のどの部分か、が明確に判ってしまうものがちりばめられていて、とてもじゃないですがミュージック・コンクレートの素材としては不適切なものばかりです。

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10/13/2005

電子音楽な日々(7)

前回書いた事までで、芸大の学内のコンサートを1つ消化した事になります。ここからは、次のコンサートへ向けての話になります。2年がかりでシュトックハウゼンの作品の制作というプロジェクトを完遂させた訳ですが、その次のお題は何かという事が当面の、そして当然の問題となります。実は、私はそれが決まった時にはその場所に居なかったようです。理由等も全く記憶がありませんが、とにかく「こう決まった」という話を先輩から個人的に聞いただけです。当時は、学部生だったので、話し合いに参加する資格が無かったという意味なのかも知れませんが、そうだったのかどうかも含めて、今では確かめようも(確かめる気も)ありません。

じゃ、問題なのは「どう決まったのか」という話になります。

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