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10/17/2008

バンドと共に(2)

図書館で借りたビートルズの「オールディーズ」、イエスの「海洋地形学の物語」、ムーディ・ブルースの「童夢」、ストーンズの「レット・イット・ブリード」、自分で買って来たミッシェル・ポルナレフとサイモン・アンド・ガーファンクルの日本独自の企画編集盤、エアー・チェックしたビートルズのソロ・・・・これは、2回に分けてジョンとポール、ジョージとリンゴのソロ・アルバムからセレクトした曲を流した番組でしたが、ジョージとリンゴの回は録音に失敗して、テープとして何度も聞いたのはジョンとポールのみです・・・・これが最初の頃に聞いた洋楽ポピュラーのリストです。この中で一番良かったのがイエス、その次がムーディ・ブルースでした。今でも続いているプログレ好きはこんなところから来ているのでしょう。不思議なのがピートルズ関係の印象があまり良くなかった事です。サイモン・アンド・ガーファンクルも聞いていて辛かったのですが、この場合は、曲が年代順に並んでいた、つまり初期のフォーク調の曲が最初に並んでいたので無理も無いところでしょう。いきなり英語の歌詞のフォークは、歌詞の内容も理解できませんし、ちょっと辛いですよ。

まあしかし、その後まずビートルズを揃える事から開始いたしました。何故かというと・・これがまあ、誰も思い付く人はいないような理由なんですね。

それは、別な番組でビートルズを聴いた事から始まります。その番組で「レヴォリューション9」がオンエアされました。これが、私にとってはピートルズにのめり込んだ最初の出来事なんです。大体、「レヴォリューション9」という曲は、ご承知の通り、現代音楽の範疇の曲を模したミュージック・コンクレート(うるさく言えば若干異なりますが)作品で、ビートルズの全作品の中でもオンエアされる確率が最も低い作品の1つである事は間違い無いでしょう。それをたまたまラジオで聞く事だけでも確率的には非常に大変な事なのですが、それでビートルズにはまってしまった人なんて、日本中探しても数人いるかどうかでしょうね。いや、他に一人もいない可能性すらあります。前回書きましたように、今と違ってジョン・ケージなんか名前は知る機会があったとしても、音を聞く手段が無かったような頃ですので、「もどき」とはいえ、ケージ風の作品なんかがひょんな所にころがっていた事を知った感激というのは、なかなか他人にはわかってもらえないことかも知れません。それからは、あっという間にビートルズが揃い、ソロ・アルバムにも手を出し、ムーディ・ブルースあたりにも触手を伸ばして、という事で浸透していくのが早かったですね。

ここでは、ポピュラー音楽のリスナー歴を書こうと思っている訳ではありません。こんな感じで始まりましたという事を書くだけです。その後は現在までその延長が続いていますが、ここではなく「プログレを語ろう」のブログの方を見ていただければその様子はわかっていただけると思います。

さて、そうやって聞いているうちに、自分でも演ってみたくなってきたのは少なくとも私にとっては自然な方向性です。クラシックを聞いている時も、ただ聞いていたのではなく、中学でブラスバンド、高校でオーケストラと実践を貫いて来ましたので、その延長として何の違和感も無く実践を考えてみたわけです。ただ、芸大の受験時代はさすがに行動を起こすタイミングではありませんでしたので、話は入学後の事になります。実際に行動に入ったのが、入学後のいつ頃なのかというのがはっきり記憶出来ていません。いろいろ状況判断をしてみますと、夏休みに入るかどうかという頃だったような気はします。ある程度学校に慣れるまで様子を見ていた感じでしょうか、いやそれよりもどういうアクションに出れば良いのか良くわかっていなかった、という面が大きいかも知れません。

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