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08/13/2009

バンドと共に(5)

さて、この一時期が私の手元に全く資料が無い、もしくは資料の断片があっても全然整理されていなくて資料としての役には立たない状態になっています。つまり私がステージ・フライトに参加してから初めて開催されたコンサートの前後の状況がほとんどわかっていないという事になります。いや、その後の数年間もあまり良くわからない状態だというのは同様だと思います。ですので、しばらくはあいまいな記憶を頼りに点描風に書いて行くしか方法がありません。

最初はやはりコンサートの準備で時間を費やしていたと思います。私の事について言えば当然ながら11曲のオリジナルをそれなりに消化しなければなりません。それだけの曲をまがりなりにも消化するにはある程度の時間がどうしても必要です。しかも、私が加わった事でバンド・アレンジを練り直す必要がありますので、バンドとしての練習の時間を特別に取る必要性があります。当然練習スタジオを借りるという方向なのかと思いきや・・・・どういう伝手からなのか、ヒロシ兄さんは「青年館」という名の建物を数日間(記憶では2日間です)借り切るという方法を取りました。この建物は私には正体不明なのですが、想像するに自治会か何かの所属の公共の建物で、合宿所のようなものだったようです。機材はどうしたのかと思われますが、高澤兄弟は一通りの機材を自分たちで持っていました。ギター(ストラトキャスター、テレキャスター、レスポール、アコースティックのフォークギターが含まれていたのは覚えています)7~8本、ベース、ギターアンプ、ベースアンプ、ドラムセット、PA一式(ミキサー付きアンプ、マイク、マイクスタンド、スピーカー)、コンボ・オルガンだったと思います。ピアノは建物に付属設備としてあったと思います。

この合宿(?)の時期がまたあいまいなのですが、高校生が3人いましたので夏休み中おそらく8月の後半の時期だったと思います。コンサートそのものの日付も記憶していませんが、10月頃だったのかな、というのが現在の印象です。

11曲のオリジナルの他にコピーをやった訳ですが、記憶にあるのはデレク・アンド・ザ・ドミノスの「恋は悲しきもの」、「リトル・ウィング」(オリジナルはジミヘンです)、「いとしのレイラ」の3曲、そしてアンコールピースとして準備したのがビートルズの「バースディ」です。この選曲は誰かの誕生日が近かったのかな、と思います。他にあったかも知れませんがはっきりと記憶していません。「いとしのレイラ」は名曲中の名曲ですし、コンサートのハイライトとして持ってくるには絶好の曲でした。

練習をしてみて感じたのは、リード・ギターを演奏する康雄君の実力です。まあ、楽譜もほとんど読めない当時のギター少年の典型だったのですが、そのプレイはエリック・クラプトン流のブルース・ギターにロビー・ロバートソン流の洗練された都会派のプレイが合体した見事なものでした。私はというと、何曲かでキーボードのアドリブ・ソロを任される事になりました。実はアドリブというのはそれまでやった事が無く、面食らったというのが正直なところです。仕方が無いので、(当然と言えば当然ですが)あらかじめフレーズを考えてアドリブ風にやっていく形になりました。それから1曲だけですが、かくし芸的にいきなりトランペットでソロを取るという事を考えました。トランペット自体は小学生の頃少しだけやっていましたが、その頃はオーケストラでホルンを吹く事もやっていましたので、自分としては特に突飛な事ではなくむしろ自然な流れでした。でもこれはだいぶインパクトがあったようです。

さて、いつ頃の事だったのか全く前後関係がわからないのですが、この合宿の後の頃にもう一人メンバーが加わる事になりました。大窪ヒデトシ君という人で(この人も名前の漢字がわかりません)、ギターとキーボードが演奏出来ました。つまりツイン・ドラム(高澤弟+三石兄)+ツイン・キーボード(大窪クンと私)が可能となったわけです。

こんな感じでコンサートの準備が進んで行きました。

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