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08/13/2009

バンドと共に(6)

あいまいな記憶では10月頃、私と大窪クンの参加した7人編成のステージ・フライトの初のコンサートが開かれました。日時もあいまいなのですが、場所の記憶もあいまいで、佐倉市内にある公民館のような場所だったと思います。音楽室という名称だったかどうかはわかりませんが、そんな感じの200人くらい聴衆が入る感じの場所でした。実は、ステージ・フライトにとっても初のワンマン・コンサートだったはずです。それまでは、ジョイント・タイプのコンサートやコンテスト等の出演などの活動が中心だったようです。それから私は後から知ったのですが、11曲のオリジナル曲のうち、4曲ほどがその時はまだ未発表の新曲だったようです。つまり私が参加する事になった直前の時期に作られた曲という事になりますし、それが出来たのでワンマン・コンサートが出来るだけの曲が揃ったというタイミングだった事にもなります。

コンサート当日は機材の搬入とセッティング、リハーサルとやったはずです。多分曲順などの最終チェックなどやっていたはずです。スタッフも何人か来ていましたが、私は全く知らない顔ばかりで、どうもドラムス担当のタカちゃん(三石兄)の友人知人の関係らしく思われました。

コンサートそのもので覚えている事は・・・・もう記憶があいまいなんですが、一番印象に残っているのはトランペットのソロを取ろうとして吹き始めたら、酸欠状態を起こしたのか一瞬気が遠くなりそうになった事です。これは危うかったですね、今考えてみても・・。ほんの8小節くらいのソロだったんですが、音は出ているんだけど様子がおかしいというのが聞いただけでわかってしまう状態です。

他に印象に残っている事は、タカちゃんがおしゃべりを担当していてそのトークが絶妙だった事、後半ツイン・ドラムのソロの部分があったのですが、タカちゃんがドラムセットを抜け出して床とかマイクスタンドとかを叩きながらウロウロした事です。その時もう一人のドラムの憲行君が必死の形相で一人でドラムを叩いていた事(「2人のはずだったのに!」という事でしょうか)もかなり印象に残っています。まあとにかく和気藹々の楽しいコンサートでした。

コンサートについてもっと書きたいのですが、今書ける事はこの程度です。

なお、高澤憲行君と2人でレコーディングしたCDをプライヴェート・レーベルから出したと書きましたが、そのライナー部分に掲載した写真がこのコンサートの時の写真です。

話はコンサート後の事になります。当面はコンサートの予定は無く、その期間中はある意味充電期間と言う事で曲作りに当てるという話になりました。私が初めての作詞作曲に取り組んだのはこの頃だったのではないかと思います。もっとも、最初にステージ・フライトに出合った時にはもう考え始めてはいたと思いますが、作詞の経験が無いため、急に出来るはずもなくずっと頭の隅に引っかかっていた状態だったと思います。その初めての曲が何時出来たのか・・・これがまた全く覚えていないのですね。どうも私の頭の中では日時をきちんと記憶するというシステムが十分には作動していないようです。まあしかし、かなり冬に近い時期だったとは思います。

曲がひらめいた瞬間の記憶ははっきりと残っています。"Love Sketch"というタイトルの曲なのですが、ほとんど寝ようとして布団にもぐった時、ふとサビの歌詞とメロディが同時に頭をよぎったのです。急いで飛び起きて枕元の五線ノートを取り上げてメモしました。何で枕元にそんなものがあるのかと思われるかも知れませんが、その当時はそれが習慣になっていました。寝ている時に夢の中でふと曲が浮かび、飛び起きて五線紙を探しているうちに忘れてしまったという苦い経験が何度かあったからです。とにかくサビを書きとめてそれを眺めているうちに歌のメロディが湧き上がってきました。本当に「これだー!」って感じでしたね。メロディを書き留め、それから合いそうな歌詞をいろいろと考えてみました。この作業は多分1週間くらい毎晩やっていたと思います。サビの部分の歌詞は最初に出てきたのですが、それ以外の部分はメロディしか頭に浮かびませんでしたので、思い付く言葉をあーでもないこーでもないとさんざん捻り回したと思います。自分の作詞能力の無さ(と言うよりも語彙の無さなのですが)を、さんざん思い知らされた気分です。

この曲は私の作詞作曲としては処女作という事になります。メロディそのものは自分で言うのも変ですが、非常によく出来た作品だと思います。ただ歌詞だけはどうもいけません。自分でも恥ずかしいけれど直せないし、人に添削してもらう勇気すらも無いという大変なジレンマを抱えた作品です。「自分には作詞は無理だ!」と素直に悟ったと書いておくしかありません。実際作曲には自信がある分だけなおさらショックでした。

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